2006年10月14日

インサイドマン

リー監督の娯楽大作?「インサイドマン」

ひさびさにスパイク・リーの名前を聞いたが、その新作「インサイドマン」の出演者がデンゼル・ワシントン、ジョディー・フォスター、クリープ・オーエンとかなり豪華で大作系の匂いのする、スパイク・リーらしからぬラインアップにちょいあれーって感じ。

デンゼル・ワシントンは、スパイク・リーの「モ’・ベター・ブルース」「マルコムX」と常連ではあるが、いつしかスパイク・リーをも超える名俳優になってしまった感がある。そういえば、「ジャングル・フィーバー」はウェズリー・スナイプスが主演ですが、彼もこの作品で一躍脚光を浴び、今では人気シリーズ「ブレイド」が3作目に突入している。

ところで、スパイク・リーの映画は「マルコムX」以降すこし変わってきた。というのが、彼は黒人社会におけるメッセンジャーとしての側面とすごくデリケートなノスタルジックな恋愛劇も描いたりする。どちらが好きかと言えば、前者だが・・・

マーチン・スコセッシと共同制作した「クロッカーズ」はスケールが大きく、黒人社会の取り巻く影を壮大に描いた問題作としてはよかったのだが、あまりにも広げすぎてぼくは少ししつこく感じた。それよりもやはり「ドゥ・ザ・ライト・シング」の荒削りだが、アメリカ人と黒人とイタリア人といった異種格闘技的な人種いりみだれのバトルを小さな世界で描いて見せたのはすごかった。最後の主人公の切れ方にはその当時の黒人の持つフラストレーションを素直に感じられた。
以降はあまりピンと来るものがなくなってしまった。つうか、ぜんぜん観てない。

「インサイドマン」ストーリーをallcinemaから抜粋。
 狡猾な男ダルトン・ラッセル率いる4人の銀行強盗グループが、白昼のマンハッタン信託銀行を急襲、従業員と客を人質に取り立てこもる。事件発生の連絡を受け、NY市警のフレイジャー(デンゼル・ワシントン)とミッチェルが現場へ急行。しかし、周到な計画のもと俊敏に行動する犯人グループを前に、フレイジャーたちも容易には動きが取れず膠着した状態が続く。一方、事件の発生を知り激しく狼狽するマンハッタン信託銀行会長のアーサーは、やり手の女性弁護士マデリーン(ジョディ・フォスター)を呼び出すと、ある密命を託し、現場へと送り出すのだった…。

ということで、今回はブラックメッセージよりも娯楽アクションとしてハリウッド感覚で楽しむのがよいようです。
ジョディ・フォスターが好きだから、ぼくとしては観ですけどね。

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原題:INSIDE MAN(邦題:インサイド・マン)
監督:スパイク・リー
製作:ブライアン・グレイザー
脚本:ラッセル・ジェウィルス、ドナ・バーウィック
撮影:マシュー・リバティーク
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスター
日本公開:2006年6月(UIP)

公式サイト:http://www.insideman.jp/
posted by Kadwaky悠 at 00:54| ロサンゼルス ☀| Comment(2) | TrackBack(7) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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