ようやく観ました「フォーガットン」
"シックスセンス以来の衝撃的スリラー"というキャッチコピー。
予告編もよくできていて、みんなスケール大きなサスペンスを期待したと思う。
しかし、観れば観るほど「]ファイル」
それだけはやめて、と心で叫ぶも、展開はそっちの方向に突き進んでいきました。
そして、結局「母強し、母恐るべし」という結論ということで・・・
ところで、この作品なんかに似てるね、って一緒に観てたおふくろがポツリ
確かに似てるね「フライトプラン」に。
そういえば、ジュリアン・ムーアとジョディ・フォスターもなんとなく似てるね。
「羊たちの沈黙」の続編「ハンニバル」では2代目クラリスを演じたぐらいですからねえ。
その「フライトプラン」
飛行機という密室で起こるサスペンス。
ここでも母親が子供を捜すという設定。
さらに機内にいる誰一人として彼女の子供を見ていない。
まったく同じじゃないですかあ。
簡単にストーリーを確認。
夫を突然の事故で亡くし深い悲しみに暮れる航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)。
彼女は夫の遺体を引き取り、娘のジュリアと共に飛行機で帰国していたのだが、
飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消してしまう。
しかし乗客はおろか乗務員の誰一人としてジュリアを見た者はいない。
さらに搭乗記録すらも存在しないことがわかり、
さらにさらに、ジュリアは夫と一緒に亡くなっていたということがわかる。
すべては精神的ショックが原因の妄想だった。
しかしカイルはジュリアがいたことを信じ、彼女を取り戻すためひとり機内でジュリアを捜す。
ただレビューを見る限りでは、なんだかオチがわかっちゃてる分つまらないんだけど、
ある意味、「フォーガットン」とどっちがオチ的にちゃんとオチてるかを見比べるのもいいかも。
それと、今回のみどころはジョディ・フォスターの演技だと思う。
娘を失いヒステリックに機内を右往左往するジョディの演技は必見のようです。
とにかくジョディ・フォスターが好きなら観るべき。
ぼくもビデオで観ます。

原題:FLIGHTPLAN(フライトプラン)
監督:ロベルト・シュヴェンケ-
製作総指揮:ロバート・ディノッツィ、チャールズ・J・D・シュリッセル
脚本:ピーター・A・ダウリング、ビリー・レイ
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演: ジョディ・フォスター、ピーター・サースガード、ショーン・ビーン
日本公開:2006年1月(ブエナビスタ)