2005年09月16日

親切なクムジャさん

大長今から復讐女に豹変したイ・ヨンエが見たい

この映画は、パク・チャヌク監督の復讐シリーズ三部作のラストを飾る作品ということだ。
パク・チャヌク監督と言えば実は「JSA」しか観たことないんだけど、あの韓国映画の火付けともなった「シュリ」の後、まんをじして公開された「JSA」は、「シュリ」が南北対立から派生するハードアクションサスペンスであったのに対して、対照的なヒューマンミステリーと言った感じだった。
韓国兵士を演じるイ・ビョンホンと北朝鮮兵士を演じるソン・ガンホの禁じられた友情から派生する悲劇の事件を巡るミステリーだが、コメディかとも思うくらいコミカルな作りをしており、「シュリ」とは明らかに違う種類の映画となっていた。

その「JSA」を作った監督である。期待しても当然であろう。

ところで、復讐三部作というのは、ソン・ガンホ主演の「復讐者に憐れみを」、日本の漫画を原作とするチェ・ミンシク主演の「オールド・ボーイ」そして今回の「親切なクムジャさん」で完結となるらしい。

これら3作はストーリーが繋がっているわけではないが、復讐というテーマを異なる設定で映像化している。1作目の「復讐者に憐れみを」は、姉を助けようと思った弟に度重なる不幸が襲い、その結果誘拐という卑劣な犯罪に端を発して2つの復讐が産まれてしまう。2作目の「オールド・ボーイ」は、15年間理由も分からず何者かに監禁された男が監禁を解かれた後、監禁した何者かに復讐するため謎解きの戦いが始まる。

そして3作目の「親切なクムジャさん」は、無実の罪で13年間刑務所で服役しながら誰よりも誠実で模範的な受刑生活を送った、刑務所で親切だったクムジャが、出所後これまで自分が緻密に準備してきた復讐計画を繰り広げようとする。
自分を罪人に仕立てた男への復讐。
刑務所生活で彼女が親切にしてあげた仲間は、親切にしてくれたお礼に様々な方法でクムジャの復讐を手助けする。

こう見ていくと、オールド・ボーイの設定にも似ているが、タランティーノ監督の「キル・ビル」も女の復讐劇と言う意味では似てるかなあ。

といっても、キル・ビルは観たけど、復讐三部作の他の2作もまだ観てないから思い切り想像になっちゃうけど、きっと切ないハードボイルドなんだろうなあ。

でも、今回の見所はなによりもイ・ヨンエである。
現在NHKのBS2で放送されている「宮廷女官チャングムの誓い」でチャングム役をやっていることから、日本でもチェ・ジウを超える人気が出そうな感じ。なんせ韓国では「最も影響力のある映画女優」部門で、猟奇的な〜のチョン・ジヒョンを抑え堂々の1位になっているし、チャングムは最高視聴率57%も取ってる怪物番組ですからねえ。

年齢が35歳ということですが、これからの活躍という意味でも、チャングムのキャラクターを払拭するような今回のクムジャさんにはすごく期待したいです。

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原題:SYMPATHY FOR LADY VENGEANCE(邦題:親切なクムジャさん)
監督・脚本:パク・チャヌク
出演:イ・ヨンエ、チェ・ミンシク
日本公開:2005年11月

公式サイト:http://www.kumuja-san.jp/
posted by Kadwaky悠 at 17:58| ロサンゼルス ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 韓国映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

僕の彼女を紹介します

猟奇的な彼女を見たら見たくなる

「猟奇的な彼女」で一躍時の人となったクァク・ジェヨン監督と女優チョン・ジヒョン。甘く切ない純愛をコミカル描いた猟奇的な〜は、監督の思う壺のようにラストで爽やかに感動を与えてくれた秀作である。ドリームワークスがリメイク権を獲得したくなるぐらい脚本の冥利に尽きます。

そのコンビの彼女シリーズ第2弾は、前回の彼女を彷彿とさせる正義感溢れる熱血美人婦警と心優しい高校教師とが繰り広げる、奇跡の恋をユーモラスかつファンタジックに描く、およよ、また前回同様なんか思いもよらぬ展開が待っているのだろうか。期待しちゃいますねえ。

ストーリーは、婦警が高校教師をひったくりと間違え誤認逮捕。その後、生徒の非行防止のため相談に訪れた交番で再びその婦警と出会ってしまう。そんでまた彼女を巡るはちゃめちゃな冒険が始まるのです。そして2人は恋に落ちて、でもなんか切ないオチがあって・・・てな感じすか。

きっと観客を満足させてくれるストーリーがっていうかオチが待ってるんだろうな、と期待したいと思います。

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原題:WINDSTRUCK (邦題:僕の彼女を紹介します)
監督・脚本:クァク・ジェヨン
製作:ビル・コン、チャン・フンタク、チョ・スヨン
原案:チョン・フンタク
出演:チョン・ジヒョン、チャン・ヒョク
日本公開:2004年12月(ワーナー・ブラザース)

公式サイト:http://bokukano.warnerbros.jp/
posted by Kadwaky悠 at 16:55| ロサンゼルス ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 韓国映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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